かつて日本家屋には床の間や仏間があり、お仏壇は仏間にというのが当たり前でした。しかし近年では都市部やマンションなどの住宅事情によってはそういうわけにもいかない場合もございます。個々の状況に応じてリビングルームにご安置することもございます。

毎日の暮らしに溶け込み、お部屋にそっと馴染む。家族が集まるリビングや、楽しい会話で賑わう明るい場所で、お子様の成長や日々の生活をご先祖様に見守ってもらう。そんな幸せな毎日を送ることで、家族の絆も深まり、穏やかな時間をお過ごしいただけます。

お仏壇をご安置する場所が決まったら、その場所の高さ、幅、奥行きなどを測ってください。

まず、安置する場所の寸法を測りましょう。高さ、幅、奥行きなどを測ってください。

家の新築にあわせて仏壇を購入するときは、先に仏壇を決めてから、仏壇の大きさに合った仏間やスペースを作られた方がよろしいです。というのは、先に入れるスペースが決まってしまうと選ぶ仏壇の種類も限られますし、又、別注品になると高くつくからです。

    ※お仏壇をご安置する場所がどこが良いのかわからない（決められない）時や採寸しにくい時はお伺いもさせていただきますので、スタッフまでご相談ください。

お仏壇をご安置したいと思われたなら時期にこだわる必要はありません。

亡くなった人がいないのに、仏壇を購入すると不幸が起こるとか、閏年に仏壇を購入してはいけない、と昔は言われたようですが、まったく根拠のないことです。

身近な人が亡くなられた後購入される方は、四十九日法要までにお仏壇を購入されるとよいでしょう。もう少し時間が必要と思われたら、一周忌までに購入することをおすすめします。お盆、お彼岸、年回忌を機に購入される方もいます。家を新築するときにお仏壇購入を考える方もおられます。お仏壇を購入するのに、良い時期、悪い時期はありません。思い立ったときが購入時期といえます。

お仏壇は心の拠り所です。手を合わせる場所があると心が豊かになると思います。